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衣類の遺品整理をスムーズに進めるコツとは?服の処分方法も解説

遺品整理で処分に困る大量の衣類のイメージ

 

遺品整理をする際、大量の衣服が出てきてどのように処分するべきか迷ってしまう人は多いようです。そこで本記事では、衣類の遺品整理をスムーズに進めるポイントについて解説します。

この記事を読むための時間:3分

衣類の遺品整理を始める前にするべきこと

衣類の遺品整理を始める際、闇雲に進めると故人の意向に背いてしまったり、親族間のトラブルに発展したりする場合があります。これらを避けるために、以下の3点を確認しておきましょう。

 

  • 遺言書・エンディングノートを確認する
  • 親族と形見分けや片付け方などを話し合う
  • ポケットの中身を確認する

遺言書・エンディングノートを確認する

故人が遺言書やエンディングノートを残している場合、衣類の取り扱いについて記されていることがあります。特に着物やスーツなど、形見となるものや思い出が詰まったものは記載されている可能性が高いので、事前に確認しておきましょう。

親族と形見分けや片付け方などを話し合う

衣類の遺品整理をする場合、親族と形見分けする衣類や処分方法などを事前に話し合っておくことも大切です。自分には不要に思える服でも、他の親族にとっては思い出がある大切なものかもしれないからです。自身の判断のみで処分をするとトラブルに発展する恐れがあるため、形見分けや片付け方について事前にしっかりと確認を取り合っておきましょう。

ポケットの中身を確認する

衣類のポケットの中には、お金や貴金属、重要な書類など相続の際に必要となるものが入ったままになっているケースがあります。これらに気が付かずに服を処分してしまわないように、ポケットが付いている衣類は中までしっかりとチェックしましょう。

衣類の遺品整理をスムーズに進めるコツ

衣類の遺品整理を効率的に進めるコツをご紹介します。

残すものと処分するものに分ける

まずは、以下を参考に衣類を残すものと処分するものに分けましょう。

 

残すべき衣類

  • 思い出のあるもの
  • 形見分けしたいもの
  • 状態がよく売却できそうなもの

処分しても問題ない衣類

  • 思い出のないもの
  • 破れたり汚れたりしているもの
  • 家族・親族が着ないもの

迷った場合は保留にする

分類している際、残すべきか捨てるべきか迷うものが出てきたら、その場で判断すると「やっぱり捨てなければよかった」と後悔するケースもあります。一度処分したものは手元に戻ってこないので、判断に迷ったら一旦保留にし、後からじっくりと考えたり親族と相談したりして処分方法を決めましょう。

遺品整理による衣類の処分方法

分類後、不要と判断した衣類の処分方法には、以下の4つが挙げられます。服の状態などを考慮して処分方法を決めましょう。

 

  • 不用品として捨てる
  • お焚き上げで供養する
  • リメイクして利用する
  • リサイクルショップ・フリマサイトで売る

不用品として捨てる

劣化が激しい、破れや汚れがある衣類は、残しておいても使い道がないため、思い切って家庭ゴミとして処分しましょう。衣類は自治体によって資源ゴミや可燃ゴミなど分類が異なるため、チェックしておきましょう。

お焚き上げで供養する

不要な衣類でもゴミとして捨てるのに抵抗がある場合は、お寺や神社でお焚き上げ供養をしてもらうと良いでしょう。ただし、異なる宗派や檀家でないと受付けられないケースがあります。また、プラスチックや金属のボタンなど不燃性のパーツが付いていると、お焚き上げができないこともあるので、事前に確認しましょう。

 

近隣のお寺や神社でのお焚き上げが難しい場合は、遺品整理業者に供養を依頼するものひとつの方法です。遺品整理業者であれば、衣服の分類から供養まで行ってくれるため、遺品整理にかかる労力や時間の削減にも繋がります。

リメイクして利用する

思い入れがあるけれど、破れや汚れなどがある、サイズが合わないなどの理由で着られない服もあるでしょう。そのような衣類を手元に残す場合は、リメイクがおすすめです。一部を使ってバッグやぬいぐるみなどにリメイクすれば、思い出の品を長く手元に残しておけるだけではなく、新たな思い出を作ることもできます。

リサイクルショップ・フリマサイトで売る

傷や汚れがなくまだ着られる服は、リサイクルショップやフリマサイトでの売却を検討してみましょう。特にブランド品であれば、高値で売れることもあるので価値がある服は買取りに出すのがおすすめです。

衣類の遺品整理は親族と話し合って進めよう

衣類の遺品整理をする際は、まずは遺言書を確認しましょう。また、自身の判断のみで整理や処分を進めると、親族間でトラブルが発生する場合があります。そのため、事前に親族と形見分けや処分方法についてしっかりと話し合っておきましょう。

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