大量の遺品を整理する方法とは?作業をスムーズに進めるコツを解説
「遺品整理を始めたけれど物が多すぎて進まない」「どの品物も思い出があってなかなか捨てられない」と、物が多すぎたり捨てられないものがあったりして、遺品整理が進まないケースは多くあります。本記事では、大量の遺品整理を行う際のポイントについて解説します。
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大量の遺品を整理するコツ
大量の遺品整理をスムーズに進める6つのコツをご紹介します。
- 仕分けリストやスケジュール計画を作成する
- 確実に必要ないものから処分していく
- 処分しづらい遺品は親族や故人の友人に譲る
- 思い出の品はデジタルデータ化する
- 疲れたらしっかりと休息をとる
- 遺品整理業者に依頼する
仕分けリストやスケジュール計画を作成する
整理する遺品が大量にある場合、闇雲に始めても終わりが見えずに途中でモチベーションが下がってしまいます。また、仕分け方法で悩んだり、他の親族と意見が違ったりしているとなかなか進みません。まずは遺品をどのように取り扱うのか仕分けリストを作り、スケジュール計画を立てましょう。
「四十九日法要など親族が集まるタイミングで進める」「休みの日に一部屋終わらせる」など、計画を立てることで作業を効率的に進めることができます。また、遺品整理を終らせる日程を明確にできるため、モチベーションの維持に繋がります。
確実に必要ないものから処分していく
物が多すぎてどこから手をつけてよいのか迷う場合は、確実に必要のないものを捨てることから始めましょう。不用品を処分することで、部屋がすっきりして見えるので心に余裕が生まれ、モチベーションの維持に繋がります。また、スペースが空くため、残ったものの仕分けや整理もしやすくなるメリットがあります。
処分しづらい遺品は親族や故人の友人に譲る
思い出がある品や、衣服、人形やぬいぐるみなど処分しづらい遺品は、親族や故人と親しかった人へ形見分けとして譲る方法があります。ゴミとして捨てるわけではないため、処分することへの抵抗が少なくなります。また、譲った相手が大切に保管してくれれば、故人への供養にも繋がるでしょう。
思い出の品はデジタルデータ化する
思い出が詰まっている品でも、大型の家具や大量の写真などはスペースの関係でそのまま保管できないこともあるでしょう。その場合は、デジタルカメラやスマートフォンで写真を撮り、デジタルデータとして残す方法がおすすめです。
デジタルデータであれば、現物をそのまま保管するわけではないため、スペースを確保する必要がありません。また、劣化の心配もないため、思い出を鮮明なまま残すことができます。
疲れたらしっかりと休息をとる
故人の思い出が詰まった遺品を整理・処分する遺品整理は、身体だけではなく精神的にも大きな負荷がかかる作業です。疲れた状態で作業を進めようとしても、効率が下がるだけではなく、心身にさらに負担をかけてしまいます。遺品整理を進める上で、疲れたと感じた時は無理をせずに休息を取るようにしましょう。
遺品整理業者に依頼する
物が多くて遺品整理が進まなかったり、心身や金銭面で大きな負担がかかってしまったりする場合は、専門の業者への依頼がおすすめです。特に、以下のケースは遺品整理がいつまでも終わらない、心身へ深刻なダメージを与えてしまうケースもあるため、依頼を検討すると良いでしょう。
- 一人で膨大な量の遺品整理を行わなければならない
- 多くの物を供養したい
- 現場が遠方で何度も訪れるのが困難
- 物の処分方法が分からない
大量の遺品を整理する際は計画を立てて進めよう
遺品整理をする際に物が大量にあると、どこから手をつけてよいのか分からないと途方に暮れてしまうこともあるでしょう。また、多くの物をどのように整理や処分すれば良いのか分からない、終わりが見えずモチベーションが下がってしまったという人も多いです。
大量の遺品整理を行う際は、事前に仕分けリストやスケジュール計画を作り、効率的に進めることを意識しましょう。捨てづらいものは形見分けとして親族などに譲る、デジタルデータ化するなどの方法を取ることで、処分のハードルを下げられます。
それでも心身に大きな負荷がかかったり、手に負えないほどの量があったりする場合は、遺品整理の専門業者への依頼を検討してみましょう。