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遺品整理を自分で行う際のコツとは?ステップごとにポイントを解説

遺品整理を自分で行うイメージ

 

遺品整理は大きな労力や負担を伴う作業であるため「初めての作業でどこから手を付けてよいのか分からない」「遺品の量が多くてなかなか進まない」と悩む人も多いでしょう。本記事では、遺品整理を行う際の流れとコツをご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

遺品整理のステップとコツ

遺品整理をスムーズに進めるコツを、流れに沿って解説します。

始めるタイミングを見極めて準備をする

遺品整理を始める際は、タイミングの見極めが重要です。なぜなら、気持ちの整理がつかないままに始めても、悲しみで心に負担がかかったり、作業が進まなかったりするからです。

 

また、遺品整理は体力、時間的に大きな負担がかかり、一人で行うのは難しいため人手が必要です。四十九日法要の際など、人手が集まるタイミングで行うようにスケジュールを決めておきましょう。

必要なものと処分するものを仕分ける

膨大な量のものを整理する遺品整理では、まずは必要なものと処分するものを分けましょう。思い入れのある品や、資産価値のあるジュエリーや時計などの貴重品、絵画などの美術品は、遺族や故人の親しい人に形見分けしたり、売却できたりするため残しておきましょう。

 

一方、思い入れがなかったり、価値がつかない衣服や使わない家電、家具などは、放置すると整理が進まないため、思い切って処分することも大切です。

必要なものは保存し直す

遺品を残すものと処分するものに分けた際、必要なものは不用品に混ざって捨ててしまわないように、事前に分けて保管しておきましょう。また、写真や手紙といった紙物は劣化、破損しやすいため、アルバムに入れ直すなどして保存方法を見直しましょう。

デジタル遺品がないかチェックする

デジタル遺品とは、故人がデジタルの形式で保管していた財産のことです。総務省によると、2020年の故人のインターネット利用率は8割以上であり、多くの人がデジタル遺産を持っています。デジタル遺品には、デジタル機器に保存された画像や動画の他、金融口座やデジタルポイントカード、有料の会員サービスや通販サイト電子マネーなどの情報が含まれます。

 

これらのデジタル遺品に気が付かないまま、スマートフォンを解約したり、パソコンを処分してしまったりした場合、思い出の画像を失ったり、気づかないまま有料サービスの使用料が差し引かれたりするため、デジタル遺品がないかもチェックしておきましょう。

不用品を処分する

遺品の大まかな整理が終わったら、不用品を処分します。ゴミは各自治体のルールに則って処分しましょう。まだ使える、価値があると判断したものは、買取業者に持ち込む、フリマサイトなどで販売する、寄付するといった方法があります。

残った遺品を分配する

資産価値のある相続品は、遺族へ分配します。ジュエリーや美術品は、買取業者に依頼して現金化した後に振り分けると良いでしょう。また、資産価値の有無に関わらず、故人の思い入れのある品は形見分けとして親族に配るのが一般的です。ただし、高価な遺品は贈与税の対象となるケースもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

自分で遺品整理を行うのが難しい場合は業者の利用もおすすめ

遺品整理は個人で行うこともできますが、膨大な量の物を仕分けて形見分けとして分配したり、処分したりするためには、大きな労力と人手が必要です。遺品整理業者への依頼は、遺品整理による身体的・精神的な負担を軽減できるメリットがあります。

 

また、故人の持ち物をそのままゴミとして処分することに抵抗がある人も多いでしょう。業者によっては供養まで依頼できるケースもあるため、遺品整理を自身で行うのが難しい場合は、専門業者への依頼も検討してみてください。

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